【マリアの賛歌】
マリアは神さまから与えられた約束を信じ、エリザベツのもとへ大急ぎで向かいました。エリザベツは彼女を「主のお語りになったことが必ず成就すると信じた女」と言いました。マリアの賛美の前半は、「わたし」という言葉が中心になっています。彼女は自らを低い者とし、神さまが自分に目を留めてくださったと言います。神さまが大きなご計画をもって働かれる方であるからこそ、自分はその前に小さな者であるというのです。後半では、マリアの賛美は広がり、神さまの救いの計画全体へと向かいます。それは、神さまが旧約聖書で約束された「あわれみ」です。彼女は、主のお語りになったことが成就すると信じた、幸いな女性でした。彼女の信じる心、その源は、神さまのあわれみにありました。マリアは、自分に起こったことだけでなく、神さまが人々をあわれみ、力ある業を行おうとしてくださっていることを、信仰をもって賛美しているのです。
主は、あわれみをお忘れにならず、
その僕(しもべ)イスラエルを助けてくださいました、
ルカ1章54節
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